こんにちは。Guanabana Madrid Japanです。
先日、2日間ですが近くの店舗でカゴバッグを販売してみました。
大盛況で、沢山の方々にGunabanaという素晴らしいブランドを説明できる良い機会になりました!直接お客様にブランドの説明をしながら、改めてECサイトでもお伝えした方が良いなと思い、本日、長文ではありますがブログを書いてました。
ブランドの説明の前に、本日のおすすめはこちらのトートバッグです〜。

深いネイビーとフォレストグリーンを大胆に切り替え、真ん中には黄色・ブルー・オリーブ・パープルの縦ストライプがすっと一本。派手すぎないのに、手にした人の空気をぱっと明るくしてくれる。そんな一点です。
でもその前に。「そもそもワユーバッグって何?」という方も多いと思うので、まずはそこからお話しさせてください。
ワユーバッグとは? — コロンビアの先住民が編む、一点物の手仕事
ワユーバッグとは、南米コロンビア北部、カリブ海に面した「ラ・グアヒラ」という半島に暮らす先住民ワユー族の女性たちが、一本の細い糸から手編みで作り上げるバッグのことです。地元では「モチーラ」とも呼ばれています。
その最大の特徴は、なんといってもカラフルな幾何学模様と、すべてが一点物であること。ひとつのバッグを編み上げるのに、早くても数週間、大きなものでは一ヶ月以上かかることも珍しくありません。
そして、この幾何学模様はただの飾りではないんです。ひとつひとつの柄には、動物や植物、宇宙、自然への敬意といった、ワユー族の世界観そのものが込められています。まさに、身につけられるアート作品。編み方の技術は母から娘へと代々受け継がれ、女性たちの誇りと暮らしそのものを支えてきました。
「人と被らない、自分だけのバッグが欲しい」——そんな方に、ワユーバッグはぴったりなんです。
guanabana(グアナバナ)って、どんなブランド?
ワユーバッグを扱うブランドはいくつかありますが、私たちが惚れ込んで日本にお届けしているのが、**スペイン・マドリード発のguanabana(グアナバナ)**です。
正直に言うと、guanabanaは日本ではまだあまり知られていません。でも実は、世界30ヵ国・600以上のショップで愛されているグローバルブランドなんです。
guanabanaの物語は、創業者アルムデナ・エスピノーサさんの「作り手と共に創る(co-creation)」という夢から始まりました。マドリードにデザインの拠点を置きながら、コロンビアをはじめとする各地の2,000人以上の職人さんとつながり、伝統技術と現代的なデザインを掛け合わせたものづくりを続けています。
ワユー族の女性、コーヒー農家、イラカ繊維の織り手——さまざまな作り手のコミュニティと、対等な立場で。中間業者を挟まず、正当な賃金と**無利子のマイクロローン(小口融資)**を通じて、作り手の暮らしそのものを長く支える。guanabanaにとって「コミュニティ」は美しい言葉ではなく、ビジネスそのものなのです。
当オフィシャルサイトに掲げている言葉があります。
母から娘へ。ワユー民族に伝承されるハンドメイド技術。 手作りの美しさ、それはファッションを超えたアート作品。
私たちが「これは日本の方にも届けたい」と思ったのは、まさにこの姿勢に触れたからでした。ただ美しいだけじゃない。買うことが、遠いコロンビアの誰かの笑顔につながっている。そういうバッグを、胸を張っておすすめしたかったんです。
写真のトートバッグについて
さて、冒頭のトートバッグに戻りますね。
まず目を引くのが、ネイビー×フォレストグリーンのバイカラー。そこに黄色・ブルー・オリーブ・パープルの縦ストライプが一本走っていて、この配色がとにかく絶妙。深く落ち着いた色合いなので、写真のように白いシャツやデニムと合わせると、こなれた大人の雰囲気にまとまります。
そしてこのサイズ感。たっぷり入る大きめのトートなので、お出かけはもちろん、ちょっとした一泊旅行やお買い物にも頼もしい一枚です。ショルダーストラップも同系の織り柄で仕上げられていて、肩にかけたときのバランスも上品。バッグの底にまで柄が入っているのは、細部まで手を抜かないguanabanaらしいこだわりです。
ワユーバッグというと丸いフォルムのショルダー(モチーラ)を思い浮かべる方も多いのですが、このトート型は普段使いのしやすさが段違い。「ワユーの手仕事は気になるけど、毎日使えるものがいい」という方に、ぜひ手に取っていただきたいデザインです。
長く使うための、お手入れのこと
手編みと聞くと「扱いが難しそう」と思われるかもしれませんが、ご安心を。
軽い汚れなら、固く絞った布でやさしく拭くだけで十分です。しっかり洗いたいときは、洗濯ネットに入れて手洗い、または洗濯機の弱水流で。乾かすときは形を整えて、直射日光を避けて陰干ししてください(乾燥機はNGです)。
丁寧に使えば、何年も付き合える相棒になってくれます。革製品のように、使い込むほど自分だけの表情が育っていくのも、手仕事ならではの楽しみです。
最後に
一本の糸から、時間をかけて、人の手で編まれる。そこには機械には出せない温もりがあります。
このトートバッグを肩にかけるとき、その向こうに、コロンビアで誇りを持って糸を編む女性たちの姿を、ほんの少しでも想像していただけたら。私たち夫婦にとって、それ以上に嬉しいことはありません。
あなたの毎日に、ひとつだけの物語を持つワユーバッグを。ぜひ、お気に入りの一点を見つけてくださいね。
